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2024-06-20

社会全体で次世代を育成する、新しい学びの場。通信制サポート校「HR高等学院」2025年4月開校

中高生向けキャリア探究サービスを運営する株式会社RePlayce(代表 山本 将裕。読み:リプレイス。以下RePlayce)は、起業家の成田修造氏を共同設立者に迎えた新しい通信制サポート校「HR高等学院」を、来年度2025年4月に開校します。開校にあたり、2024年6月19日、ドコモ代々木第二ビルにて、学校説明会並びに学校創設の代表者にてトークセッションを開催いたしました。

HR高等学院 公式サイト: https://hr-highschool.com

近年、社会が大きく変化する中で、国や企業が求める人材像も変化してきました。政府は「新しい資本主義」の実現に向け、今後の日本経済を牽引する新しい人材育成の方針を示していますが、教育界においてはアントレプレナーシップ教育の導入校は現状8.8%に留まるなど、次世代を創る人材育成の理想と現実のギャップが生じていると言えます。また、様々な調査からも明らかな通り、日本の若者は世界的に見ても自己肯定感・効力感や社会参画の意欲、グローバルな世界への挑戦意欲が顕著に低く、自身の将来や国の将来に「希望を抱けない」ような環境下にあるといえます。

私たちは「はたらく部」という中高生向けのキャリア教育事業を通じて、それらの課題解決のための実践を繰り返してきました。そこで培ったノウハウを活かし、学校という形で学生と長い時間の接点を持ち、より本格的な機会提供を行うのがこのHR高等学院です。HR高等学院では、様々な企業や業界の第一人者の方々に参画頂き、「社会全体で次世代を育成する」ような、新しい学びの場を作っていきたいと考えています

■ 学校概要

HR高等学院は、企業や社会と共につくる、新しい形の教育機関です。
基礎学習に加えて、企業PBLや探究に特化したカリキュラムを実施します。協賛企業と連携しながら、リアルな社会での課題解決を実践的に学ぶ機会を提供します。提携校としては、通信制高校大手として実績のあるカシマ教育グループの「鹿島山北高等学校」と提携を行い、高校卒業資格の取得とその先の大学進学等の進路選択をサポートしていきます。

■ 名称に込めた想い

HR高等学院の「HR」には2つの意味が込められています。

① Human ResourceのHR(人材開発)

日本の未来を担う価値創造型の人材育成に本気で取り組む学校。
山本がこれまでNTTドコモで変革人材育成を行ってきた経験から、民間企業の人材開発ノウハウを用い、様々な業界の第一線で活躍する人を巻き込みながら、日本社会全体で次世代を育成する仕組みを作るという想いを込めています。

② HataRakuのHR(はたらく)

「はたらく」を通じて自分を輝かせ、人生を楽しむ人たちを育てる学校。
不確実性が高く、価値観が多様化するこれからの時代で「自分は何のために働くのか(=生きるのか)」という問い・答えが、個人の人生満足度にもたらす影響はより一層大きくなってきています。新時代を「生きる力」だけではなく、はたらくを通じて「生きることを面白くする力」を持つ人たちを増やしたいという想いを込めています。

■ HR高等学院の主な特徴

特別顧問や、イノベーター講師、企業各社との連携により、リアルな社会での課題解決や、社会人キャリアを実践的に学べる機会を提供します。

特別顧問

次世代教育の最先端を走る有識者に特別顧問として学校企画に参画いただきます。

イノベーター講師

様々な領域の第一線を切り開いてきたプロフェッショナルな講師陣と共に、これからの時代、自分の道を切り開いていくための力を育みます。

カリキュラムのイメージ

企業PBLや探究に特化したカリキュラムを実施します。
実践的な経験を積み、それを活かした総合型選抜での進路実現まで支援します。

※詳細は公式サイトを通じてお知らせしてまいります。

設立にあたり、学校説明会とトークセッションを開催

2025年4月開校に向け、2024年6月19日代々木ドコモ第二ビルにて、学校説明会と、共同設立者の成田修造氏、特別顧問の東京学芸大学教育インキュベーションセンター長の金子 嘉宏氏とトークセッションを実施いたしました。

共同設立者よりメッセージ

山本将裕 left_small

山本 将裕(HR高等学院 共同設立者/CEO)
2010年にNTT東日本に入社。2015年NTTグループ内組織活性有志活動「O-Den」を組成。NTTドコモでは「ドコモアカデミー」学長に就任。2022年「はたらく部」を立ち上げ、2023年経済産業省「第13回キャリア教育アワード」の優秀賞を受賞。2024年4月、NTTドコモから事業をスピンアウトし株式会社RePlayceを設立。

高校生で親と先生以外に進路を相談する人は8%しかいない。果たしてこれで社会で生きていく自分の道は見つかるのか?このような問いからこれまでキャリア探究事業「はたらく部」を運営し、中高生の皆さまに、自分の興味やロールモデルを見つけてもらい、やりたいことに向かった行動を促すサポートを続けてまいりました。小さなアクションが成功体験になり、大きな自信に繋がりキャリアを掴んでいます。そこで培ったノウハウを活かし、人の可能性を信じて学生に向き合い、学校という形で本格的な機会を提供するのがHR高等学院です。
HR高等学院では、様々な企業と連携しながら、社会全体で次世代を育成する、全く新しい学びの場を作っていきたいと考えています。広い社会に触れてもらうために家と学校以外の世界に触れる越境を促し、お子さまお一人ひとりが最初の一歩を踏みだすことで、「人生を面白く生きていく自信」を掴むまで、真摯に向き合って伴走いたします。

成田修造 left_small

成田 修造(HR高等学院 共同設立者/パートナー)
慶應義塾大学経済学部在学中より起業やベンチャー勤務を経験。2012年に株式会社クラウドワークスに参画、執行役員に就任。創業3年で上場を果たす。2020年10月からは同取締役 兼 CINOとなり、2022年12月に取締役を退任。現在はエンジェル投資などしながら、次なる起業に向けて準備中。2023年より株式会社RePlayce特別顧問。

日本は初等教育は世界最高峰で誇るべきものです。しかしながら、仕事に関する国際調査では「仕事に対して満足」と回答する人は42%で34カ国で最下位。自分が「熱意に溢れている従業員だ」と回答する人も5%と125カ国で最下位。「自分は国や社会を変えられる一員だ」と考える18歳は20%に満たず、幸福度ランキングも先進国で最下層です。我々は、この状況を見過ごすべきでしょうか?HR高等学院は、教育と社会の歪みに目を背けず、高校生の頃から自らの興味関心や強みに向き合い、社会に出て様々な挑戦を続けていける人材教育に取り組みます。この初志を忘れず、1人でも多くの若者に「大人になることが楽しみだ」と感じてもらえるよう、努力を続けて参ります。


HR高等学院 資料請求はこちらから
URL: https://hr-highschool.com

<団体概要>
株式会社RePlayce
中高校生向けキャリア探究サービス「はたらく部」をNTTドコモからスピンアウトし、2024年4月創立。若い世代の探究心に火をつけ、誰もがわくわくする未来を創ることをミッションに、子どもたちの自己実現、今後の日本社会を支える人材育成の事業に取り組む。
探究を中心とした教材開発、社会人講師の派遣、オンラインスクール事業を運営。
https://replayce.co.jp


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